和裁を極めたからこそ実感する運針の魅力、癒しの力

カウンセラーとして離婚問題の相談を受ける傍ら、着物を仕立てる和裁士としても仕事を続けてきました。 その中で、ちくちく無心で針を動かすことが「気持ちを落ち着かせる効果」を持っていることに気づきました。
会社や学校、家庭の中でイライラしてがおさまらない。
急に悲しくなってしまう。そんな不安定な気持ちを抱えている方も多いかと思います。
「運針」は嫌な気持ちと距離をとるために最適な方法。
自宅でいつでも手軽にでき、材料も針と糸、布さえあれば誰でもすぐにはじめられます。
手元に集中し、嫌な気持ちから一定時間離れることで、徐々に心が安らいでいきます。
曲がっていても不揃いでも、どんな針目でも素敵でかわいい、それが今のありのままのあなたです。
ちくちく歩いているあしあとは、あなたを癒してくれることでしょう。
「自分の機嫌は自分がとる」を合言葉に、まわりのひとに感情をぶつけることのない穏やかな日常を「運針」で手に入れてください。

和裁士　今枝　朱美

プロフィール

1961年3月生まれ　名古屋市在住
20代　和裁士として５年間修業後結婚
30代　子育てをしながら和裁を続ける
40代　ウエディングプランナーをしながら振袖留め袖を着付ける
50代　呉服屋で和裁、着付けの技術をいかし悉皆として働く
並行して離婚カウンセラーの資格を取る
夫婦問題相談室リボーン　代表
一般社団法人FamiliesChange 代表理事