運針のおはなし

運針と運心

運針と同じ読みをする「うんしん」には、ほかにも運心と運人という漢字があります。

今日はその一つ、運心のおはなし

 

運心は日本語大辞典の解説によると

仏語。あることに心を向けて思いを凝らすこと。ある対象に心を集中させること。

仏教用語で、深い意味があるのだと思います。

 

運針はただ針を運ぶ動作のことをさしますが、運針ちくちくセラピーのうんしんにはたくさんの意味があると考えています。

その一つが運心で、まずは運針することに集中します。

ただひたすら集中します。

そして自分の運針で現れたなみ縫いにと向き合います。

難しいことは考えなくてもいい。

ただ向き合います。

それは自分の心と向き合う作業。

そして今日の運針でできたなみ縫いを愛おしく受け入れる。

その繰り返しで、自分自身の心と向き合い受け入れられるように。

半年後のあなたは、ちくちくと手を動かすことの快感に目覚め、

今の自分をありのままに受け入れられる人になっていることでしょう。

 

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