運針のおはなし

目に見える運針で自尊心を高めよう

運針ちくちくセラピー効果の一つに、「達成感で自尊心が高まる」があります。

なぜ運針をすることで、自尊心が高まるのでしょう?

『ウィキペディア(Wikipedia)』では、

自尊心(じそんしん)とは、心理学的には自己に対して一般化された肯定的な態度。 「ありのままの自己を尊重し受け入れる」態度。

自尊心とは、他人からの評価ではなく、自分が自分をどう思うか、感じるかであるつまり、一時的に快感を与える、知識、技術、財産、結婚、慈善行為や性的な征服、容姿から生まれるものではなく、言い換えれば、外に求めることでも、人に与える印象でもない。競争でも比較でもなく、自尊心の重要な原因は自分とも他人とも戦っていない状態である。(抜粋)

と書かれています。

 

運針は、自分の心を映す鏡です。

目の前に現れたひと針ひと針を、今の自分だと受けいれます。

他人とくらべて評価するものではありません。

ひと針ひと針前にすすみ、すすんだだけ上達します。

布の端まで運針したことも達成。

作品を仕上げたときもまた達成。

しかし、決して自分との戦いではありません。

 

どんななみ縫いが現れたとしても、愛おしい。

それが今の自分だと受け入れる。

針目が曲がったり飛んだりするでしょう。

思ったようにいかないのは人生と一緒。

今日はこれでも、また次は違うかもしれない。

ちいさなちいさな針目を受け入れるということをつづけると、いつしか自分自身を受け入れられるように。

 

運針ちくちくセラピーは、

しなやかな心で自分のきげんは自分でとれるようになることを目指します。

 

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