2021/01/07
運針のはなし その2
運針をするとき、布をぴんと張って持った左手を大きく上下に動かします。
右手の針を刺しては親指と人差し指で布をたぐっていく動きと連動させるのですが、左手を大きく上下させることで、針が布に垂直に刺さります。
これは糸が流れないようにするためで、縫い目が開くことなく布をしっかり縫い合わせるための技なのです。
糸が流れていると広げたときに1111ではなくハハハハとなるので、「縫い目が笑っている」とよく怒られました。
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